インデックス投資の出口戦略として有名なものに4%ルールがあります。
4%ルールは運用している資産から毎年4%づつ取り崩せば、
資産がなくなる可能性を低く抑えられるというものです。
これは、アメリカ株をインデックス投資で運用した時の過去の成長率7%から、
インフレ率を差し引いて4%となっています。
ここでは、幾何ブラウン運動モデルを用いたモンテカルロシミュレーションで、
定率の取り崩しを行った場合の資産の増減のシミュレーションと、
定額での取り崩しを行った場合の資産の増減のシミュレーションができます。
必ず予測の通りになるわけではありませんので、
あくまで参考程度としてください。
定率の取り崩しシミュレーション
使い方
資産運用時の想定する年平均リターン(Average Annual Return)と
リスク(Risk)を確認してテキストボックスに入力してください。
レバレッジをかけた場合の確認をしたい場合は、
倍率をレバレッジ(Leverage)のテキストボックスに入力してください。
取り崩し開始時の金額を初期金額に入力して、
取り崩し割合と取り崩し間隔を指定してください。
取り崩し割合は年率ではなく、指定した取り崩し間隔ごとに取り崩す割合を入力してください。
入力すると横軸を経過年数として、
上のグラフに資産残高の変化をモンテカルロシミュレーションで計算した結果が表示されます。
下のグラフには取り崩し額が初回の取り崩し額から減少してしまう確率と、
初回の取り崩し額に対する取り崩し額の増減率が表示されます。
参考として、以下に主なインデックスの年平均リターンとリスクを示します。
リターン (%) | リスク (%) | レバレッジ (倍) | |
---|---|---|---|
MSCI ACWI (全世界株) | 8.99 (過去10年) | 14.74 (過去10年) | 1.0 |
S&P500 | 9.79 (過去10年) | 15.13 (過去10年) | 1.0 |
NASDAQ100 | 17.91 (過去10年) | 18.8% (過去10年) | 1.0 |
NASDAQ100 2倍 (レバナス相当) | 17.91 (過去10年) | 18.8% (過去10年) | 2.0 |
定額の取り崩しシミュレーション
使い方
資産運用時の想定する年平均リターン(Average Annual Return)と
リスク(Risk)を確認してテキストボックスに入力してください。
レバレッジをかけた場合の確認をしたい場合は、
倍率をレバレッジ(Leverage)のテキストボックスに入力してください。
取り崩し開始時の金額を初期金額に入力して、
取り崩し額と取り崩し間隔を指定してください。
取り崩し額は年率ではなく、指定した取り崩し間隔ごとに取り崩す額を入力してください。
入力すると横軸を経過年数として、
上のグラフに資産残高の変化をモンテカルロシミュレーションで計算した結果が表示されます。
下のグラフには資産がなくなる確率が表示されます。